株式会社ウェブライフのクリエイティブ事業であるCRYPTOMERIAにて、カナダ発のアウトドアブランド「ARC’TERYX(アークテリクス)」の提供するドキュメンタリー映像を制作しました。
本作品は、カナダ・ブリティッシュコロンビア州の雄大なビッグマウンテンを舞台に、現地在住の日本人スキーヤー 植木 鹿一氏の日常を描いたショートフィルムです。-20度にもなる厳しくも美しい雪山、地元で暮らす人々の温かさを、力強いスキーシーンとともに映像化しました。
世界最高峰のアウトドア・ドキュメンタリー映画祭「2025 Banff Centre Mountain Film and Book Festival」および、世界中の山岳・アウトドアコミュニティが集う映画祭「バンクーバー国際山岳映画祭(VIMFF)2025 Fall Series」にもノミネート、上映されました。
5年前、カナダの小さなスキータウン「ゴールデン」へ移住した植木氏。当初は「よそ者が受け入れられるのか」という不安を抱えていました。しかし、彼を待っていたのは、見ず知らずの自分を温かく迎え入れ、仕事や家を探すときにも全力で支えてくれる人々でした。
そんな植木氏のポジティブな心境の変化をスキーの「ターン」に例え、人から人への親切や思いやりの反響(Echo)が生み出される、というメッセージが本作品のタイトル『Echo of Turns』に込められています。
ARC’TERYXは、高品質で機能性に優れたプロダクトを展開し、世界中のアウトドア愛好家に高く支持されているブランドです。
WEBLIFEでは、自然の美しさ、アウトドアアクティビティの素晴らしさと、そこに向き合う人の想いを、ドキュメンタリー映像を通してブランドのファンに語りかけるための作品作りをしています。
ARC’TERYXの公式YouTubeチャンネルのコンテンツとして公開
クリエイターコメント
シーズン中はスキーが生活の中心になっていて、そのために環境を整えているように見えました。
作品では、人々の心を魅了するスキーシーンをしっかり組み込み、パーソナルな部分を付け足していきました。スキーヤーの人格に触れて滑りのシーンに感情移入できる、ブランドの映像としてスキーに行きたくなる、というところが今回のポイントです。
(WEBLIFE 向井 拓也)




別チームで行われた広大なカナダの雪山での撮影には、向井もスノーモービルで同行
| Credit(敬称略) | |
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| Director / Editor | 向井 拓也(WEBLIFE) |
| Featuring | Shikaichi Ueki |
| Fellow adventures | Aidan Trudel Mel Lapierre |
| Music | Hiroshi Watanabe |